目薬の「ソフトコンタクトレンズを装着したまま使用しないでください」は、なぜなのか。
こんにちは。とーちゃんです。
普段は眼鏡っ子なのですが、週末どこかへ出かける時はワンデータイプのコンタクトレンズを使用しています。眼鏡のフレームが太いので運転中、横にいる車を認識し辛いんですよね。車線変更時など、チラッと目視で確認しようとすると邪魔で仕方ない。
それで、コンタクトレンズを装着している時の目の乾きや、負担のことを考え目薬を購入するわけですが、「お!コレ使ってみたい」と思って注意書きを見てみると「ソフトコンタクトレンズを装着したまま使用しないでください」と書かれていてガッカリすることが多い。
折角買う気になったのに「何でや!目薬は1つで済ませたいんや!」と思いながらも諦めるわけですが、どうやら通常の目薬とコンタクトレンズ用とでは、しっかりと用途を分けて作られている様なのです。薬局で白衣を着た人(薬剤師さん?)に聞いてきました。(あまりに根掘り葉掘り聞いたので「何だこいつ」と思われたかな)
それぞれの目薬の役割ですが、
いわゆる”普通”の目薬・・・主に眼の症状の緩和、治療が目的
コンタクトレンズ用・・・・目に潤いを与えて、乾燥を防ぐのが目的
…となっています。
防腐剤が含まれているかどうか
それぞれの目薬の役割については分かった。じゃあ何でコンタクトレンズ使用時に普通の目薬を点眼してはいけないのか。それは防腐剤が含まれているから。先にも書いた通り、普通の目薬は症状の緩和や治療が目的の為、ビタミンや抗菌作用のあるものが含まれており、それらの品質を保つために防腐剤が含まれていることが多いんですね。その防腐剤をコンタクトレンズが吸収してしまうと都合が悪いというわけです。
ソフトコンタクトレンズは特に注意
普通の目薬の効能・効果を見てみると大抵「ハードコンタクトレンズを使用している時に不快感」と記載されており、ハードタイプには一応使用可能ということに。(レンズを外して点眼するのが一番良いでしょう)
一方ソフトコンタクトレンズは、ハードタイプに比べて柔らかな素材でできている為、水分(目薬の成分)を吸収しやすく、その結果「防腐剤の成分を含んだレンズを目に装着している」という状況が出来上がってしまいます。おまけに、レンズの装着によって目に負担がかかった状況で、防腐剤の成分を吸収したレンズを長時間装着していると、さらなる目のトラブルを引き起こす原因にもなるそうです。
用法・容量をしっかり守る
気をつけたいのは目薬やコンタクトレンズの種類だけではありません。目薬の使用期限、気にしてますか?外箱にしっかりと期限が記載されているので、確認しておきましょう。「いつ買ったっけ?」という目薬は念のため使わない様にしましょう。とーちゃんは今まで気にせず使っていた…((((;゜Д゜)))
過度な点眼もかえって充血を招きますし、他人との使い回しもやめましょう。もし容器の先に目やまつ毛が触れていたりしたら、眼病がうつる可能性もあります。
おわりに
というわけで、結局「コンタクトレンズを外して疲れている目」用と「コンタクトレンズ装着時の乾燥対策」用の2個を持ち歩いています。いちいち面倒だと思わずに、しっかり用途に応じて購入しましょう。目のトラブルにはなりたくないですからね…。
一応言っておきますが、とーちゃんは薬品、目の専門家ではありません(^▽^;)詳しくは専門家に聞くのが一番です。目薬は誰でも簡単に入手できる薬品だからと言って、適当に使うのは避けましょうね!
それではまた!