おしゃれなマネークリップ「the RIDGE」で財布を持たない生活。これ1つ持てばお出かけがスマートに。
次々と大型化していくスマートフォン。
僕はその流れに逆行する様に現時点で最も小さなiPhone、「iPhone SE」を愛用しています。
それによって普段の持ち物がかなり小型になったんですが、すると今度は他の持ち物も小型化したくなって来るわけですね。
他に何か小型化出来ないか…と、白羽の矢が立ったのは「お財布」。
ポケットに入れてもモコっとしてかさばるし、カバンに入れておいても小銭なんか入れてると結構重たいんですよね。
じゃあいっその事「財布を持たない生活でもしてみるか!」という事でマネークリップを購入してみました。
パッと見何か分からない「得体の知れない感」が良いですね。
お値段14000円程。よくマネークリップに14000円も払ったなと思いますが、実際使ってみるとこれがまた快適なんですよね。
という訳でレビューをしていきますが、外観などのレビューは素晴らしいものが充分ネットに出回っているので、今回は使用感を中心に綴っていきたいと思います。それではどうぞ。
まずは下準備から
まず「the RIDGE」に入れておくメインカード達を決めました。色々持ち歩きたくなりますが、折角財布を持たない生活に挑戦するのでここは思い切って選りすぐりのカードを選出。結果…
- 付属のキズ・スキミング防止カード×2
- クレジットカード×1
- au WALLETカード×1
- イオンカード×1
- 運転免許証×1
上記の6枚に。これで大体これくらいの厚みに↓
付属している2枚のスキミング防止カードが結構厚みの原因になります。でも傷防止とスキミング防止機能は捨て難い。厚みを出さない様に使おうと思うと、持ち歩けるカードはかなり限定されてきますね。
いつも持ち歩いていたポンタカードやRポイントカードはアプリ版に切り替え、行く機会があるのかも分からないお店のポイントカードはこれを機に全て処分。こうやって整頓してみると、無駄なものが多かったんだなーと感じます。
使用開始から一週間の記録
【1日目】
普段から酒、タバコ、ギャンブルはやらないので、仕事が終われば基本真っ直ぐ家に帰る。しかしその日は運悪く車のガソリンが底を尽きかけていたのでガソリンスタンドへ。財布を持っていない事をすっかり忘れており、おまけに「the RIDGE」でカードの出し入れに慣れていないため、あたふたしてしまった。全然スマートじゃなかった。
【2日目】
会社へ飲み物を持って行くのを忘れ、自販機で買おうとするも、また財布が無い事に気が付き困ってしまった。奇跡的にコインケースがカバンの中に入っていたので、脱水症状にならずに済んだ。「コインケースくらいは持っておいた方が良い」と学習した。
【3日目】
スターバックスへ。3日目ともなれば財布を所持していない意識はある。慣れてきた。決済もカードで。フラペチーノ1杯で署名を書かされるのは少々面倒だが、硬貨をゴソゴソするよりはスマートか(?)。
【4日目】
いつもなら「ちょっと小銭あったな。カレーまんでも食べながら帰るか」と言う悪魔のささやきに負け、細々と出費がかさんでいた。でもこの日は「たかがカレーまん1つの為にカードを使うのも面倒だ」と思った。この調子で無駄な出費が減ると良いが。
【5日目】
この日は仕事で東京へ出張。仕事と言ってもイベントの様なものの為、気楽だった。僕の持ち物は主に4つ。

腕時計 iPhone コインケース the RIDGE
漢ならこれだけあれば充分だ。念のため現金1000円をクリップに挟んでいったのだけど、これが大正解。駅の売店でカツサンドを買う為にカードを差し出すと、お姉さんに「現金のみご使用いただけます」と冷ややかな表情で言われて焦った。まさかこんなところで1000円札を使う羽目になるとは。

無事入手したカツサンド
【6日目】
食材を調達しにスーパーへ。イオンなどのショッピングモールなら、大抵クレジットカードを使用できるので心配は無いけれど、ローカル感満載のスーパーではカード決済できるのか不安だ。その日は家族の誰1人現金を持っていなかったので、内心ドキドキしていた。(というかみんな、よく手ぶらで来たね)
【7日目】
無印良品と100円ショプへ。その100円ショップではカードが使えなかったのでコインケースの500円玉を使ってしまった。無印良品は普通にカードが使えるので問題はなかった。
使用して感じたことまとめ
という事で、なんだか濃厚な一週間でした。そして感じた事をざっとまとめると…
- 念の為お札をいくらか挟んでおくこと
- コインケースに最低限の小銭があると良し
- カードの出し入れを練習しておこう
- お店によってカード決済ができるか要確認
- ホントにちょっとした買い物はする気が失せる
長財布を持ち歩くのと比べれば、確かに持ち物自体はスッキリ・スマートになりますが、パンツのポケットに入れるとまぁまぁ存在感があります。上着やスーツのポケットに忍ばせるなら全然気になりません。バンドタイプの方がクリップの出っ張りが無い分スッキリしてそうなので、そっちにすればよかったか…。
持ち歩いてる時の気持ちとしては「このお店、カード決済出来なかったらどうしよう」と、中々スリリング。そして「the RIDGE」のコンパクトさ故に、ポケットから落ちていないか常に不安になってしまった。
あと、このthe RIDGE、まぁまぁな強さでカードを挟んでいるので、クレジットカードなど凹凸のある刻印だと他のカードの形に影響が出ないか心配です。
【追記】半年以上使用してみた感想
当初煩わしく感じていたカードの出し入れにも完全に慣れ、快適に使用しています。もう手放せない。もし壊れたら、次はポリカーボネイトタイプにしてみようかなと思っていたり。
お札はほとんどクリップしていません。クレジットカード(オリコカード)にICチップが搭載されているので、会計はほぼQUICPay(クイックペイ)で済ませています。20000円以下ならサインも要らないので、非常にスムーズ。
ここ最近、会計で困ったシーンといえば、
- ショッピングモールなどのフードコートでの会計
- ガチャガチャやゲーセン
でしょうか。
フードコートは現金払いが多く、カードや電子マネー決済に対応しているお店に限られるので、選択肢が狭まります。
決済方法を確認しないといけないのが面倒だったり、「カツ丼食べたい!→あ、現金しか無理だ…諦めよう。」みたいな事が数回ありました。食券タイプのお店も多いですね。フードコート行く時は現金を持っておこう!
ガチャガチャやゲーセンは「子供用にアンパンマンのやつ取ってあげよう」とか思ったら、現金が持ってなくてプレイ出来なかったとか。そんな時に限って嫁さんもお金を持って来てなかったり。
今のところそれくらいかな?
それでも手にしていたい「the RIDGE」
気になる点や使用感をいくつか挙げましたが、それでも使ってみたい・手にしていたいと思えるのはこの「モノ」としての存在感です。クールでスマート。上品な質感を持ち合わせつつ「the RIDGE」のストリート感あるロゴが、どんなシーン・服装にもマッチしてくれます。
おわりに
という訳で「完全に」とは言わないけど、財布を持たずにある程度生活可能なのが分かりました。
「でもやっぱり現金・財布を持っていないと不安」という人は、無理にこういったタイプの商品を使わなくてもいいかなと。
買っても結局使わなくなってしまう可能性が高いかも。
すでにカード、電子マネーなどを中心に決済している人にとっては、この「the RIDGE」は良き相棒になると思うし、何よりオシャレですよね。theRIDGEと一緒に財布を持たない生活、始めてみませんか?それではまた。
現在はお札、硬化、カードが全て入る、この小さなお財布を使っています。
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