「MPOW S11 」レビュー。IPX7防水で、どこでも音楽を楽しめるコスパ良しのワイヤレスイヤホン。[PR]
僕の趣味のひとつに音楽があります。
楽しむ方法は様々ですが、最近はワイヤレスイヤホンで聴くことがほとんど。たまにスピーカーで楽しむ時もありますが、そのスピーカーもワイヤレスタイプを使用してします。もう「再生機器とケーブルでつながっているなんて考えられない!」というくらい、ワイヤレスの快適さにハマっています。
次々に発売されるヘッドホンやイヤホンを見ていてもワイヤレスタイプのものが多く、もはやワイヤレスが当たり前にさえなっている感もありますよね。
そんな中、MPOW(エムポー)さんから新商品 「S11 スポーツワイヤレスイヤホン」を提供していただきましたので、ご紹介していきたいと思います。
「S11 スポーツワイヤレスイヤホン」のスペック
まずは簡単に「S11 スポーツワイヤレスイヤホン」のスペック・機能を。
- Bluetooth5.0
- IPX7防水
- 2時間の充電で9時間連続再生(音量50%だと12時間連続再生)
- 英CSR社8645チップを搭載し、高い遮音性と重厚感あるサウンド
- アンテナ位置にもこだわり、安定した接続を実現
- 通信時の受信データのバッファを最適化し、動画視聴時の音声遅延を低減
- 左右のイヤホンがマグネット式でくっ付き、首にかけておくことで無くしにくい
- 快適な装着感のイヤーチップとイヤーフック
MPOW https://mpow.jp/
開封〜付属の収納ケースが持ち運びに便利
届いたダンボールを開封し、姿を現したパッケージは想像よりも随分と小さく、ビックリしました。
パッケージ側面には、主な特徴や仕様が記載してあります。
赤いMPOWロゴがカッコ良い内箱。パッケージから始まるワクワク感は大事ですよね。
内箱のフタを開けると、専用の収納ケースが登場。
手の平に収まるサイズで、持ち運びに便利。完全独立型ワイヤレスイヤホンによくある、「ケース兼充電器」みたいになっていないので、気を遣わなくて良いというか、「ぽんっ」とカバンの中に放り込んでおけて良いですね。
ケースの中にイヤホン本体、イヤーチップなどの付属品が全て入っていました。
ケース内はこんな感じ。片側にネットが付いているので、付属品がバラける心配もなく、スッキリと持ち運びができます。
付属品はこの様になっています。イヤーチップなどはMサイズが標準で取り付けられているので、自身に合ったものに付け替えましょう。僕はMサイズのままでピッタリでした。
- 本体
- イヤーチップ
- イヤーフック
- クリップ
- コードクリップ
- コードアジャスター
- 充電用USBケーブル
- 収納ケース
- 取扱説明書
優しく、快適な装着感
特徴的なのが 「PerfectFitチップ」と呼ばれる、ウイング状で独特の形をしたチップです。
イヤホンって、物によって挿れどころが難しいというか、ぐらついてポロンと落ちてしまったり、挿し込んだ角度が微妙になってしまったりすることがあるんですが、これ、めちゃくちゃフィット感良いですね。
耳に装着する度にベストなフィット感。上手い具合に引っかかっているんですよね。また、柔らかな素材なので耳に装着していても痛くなったり、気になったりすることもありません。
左右一体型ワイヤレスイヤホン、意外と良いかも
「左右一体型」と呼ばれるタイプの当イヤホンですが、その名の通り、左右のイヤホンがケーブルで繋がっています(ケーブルの長さは約58cmほど)。僕は普段、完全独立型のワイヤレスイヤホンを使っていて、正直、ケーブルで繋がっているタイプには抵抗がありました。
その一番の理由が「ケーブル邪魔にならない?」ということ。
でも今回使用してみて、 「左右一体型も全然アリだな」と思えるようになりました。完全独立型の様に、落として無くす心配もないし、首にかけておけばいちいちケースの出し入れも要らず「スッ」と聴く体制になれる。そもそもS11自体が15グラムと軽量なので、首にかけていてもあまり存在感を感じずにいられます。
質感も値段からは想像できないほど良いです。シンプル&クールな見た目で、日常使いはもちろん、スポーツシーンにも合いそうです。
イヤホン同士がマグネットでくっ付くので、ネックレスの様にして首にかけておけば落ちる心配もありません。パチン!と結構強力ですよ。
音楽鑑賞に必要な操作をこのリモコンひとつで
リモコンで電源ON/OFF、曲の送り/戻し、音量の上下など、 音楽を楽しむのに必要な操作はほぼ完結します。特に僕が嬉しかったのは、音量の上下が出来る点。
現在使っているワイヤレスイヤホンは曲の送り/戻しなどはできるものの、音量の上下はiPhona(スマホ)側で操作する必要があって、せっかくの快適さが少し失われている面もありました。
曲によって音量差もあったり、使用している状況によっては音量を上下したい場面も結構あるので、 リモコンで音量操作ができるのは非常にGoodです。
充電はリモコン横の端子からケーブルを接続し、充電します。これを見ても分かるように、端子がギリギリ収まっている感じで、かなり小さいです。
青と赤のインジケーター付きで、充電中、充電完了、ペアリング中… などの状況がわかりやすくなっています。
音質について感じたこと
さて肝心の「音」について書いていきます。
まず、高音〜低音まで、全体を通してバランスよく聴けると感じました。 耳に刺さるような高音ではなく、かつ周囲に埋もれないギリギリの感じ。ストリングス系も心地良く聴けます。また、張り出し過ぎない中域のおかげで音の芯を失うこともありません。
そして、特に低音が迫力満点ですね。というか、割と 低音寄りの味付けに感じるかもしれません。なので、ダンス・ハウス寄りのデジタル系なジャンルが好相性かと。結構「ドンッ、ドンッ…」と来ますよ!そして、これらのジャンルはランニングなどのスポーツ時にもぴったりかと思います。
音場・音像はやや狭い印象で、センターに集まっている感じがします。もう少し空間的な広がりを感じられると良かったかなという。しかし、余程のオーディオマニアの方などでない限り、全体を通して満足できると思います。(僕も充分満足しています)
以上が「音」についてですが、感じ方は人それぞれだと思うので、一個人の感想として参考にしていただければと思います。
動画再生時の遅延について
商品の説明には「通信時の受信データのバッファを適化したことで、動画視聴時の音声遅延量を低減しました。」とあり、そのおかげか、 僕が視聴したYouTubeやAmazon Primeの動画では遅延は感じられませんでした。ワイヤレスなので遅延に関しては諦めていたのですが、これは良い。
動画視聴の時だけは有線のヘッドホンを使っていたので、これからはS11でコードを気にすることなく観れると思うと嬉しいですね。
iPhone、スマホなどへの登録・接続も簡単
昨今のBluetooth製品はどれも接続が簡単で、「MPOW S11」も同様です。スマホ側のBluetoothをオンにしておいて、S11はペアリングモードにします(電源ボタンを約3秒長押し)。すると機器が認識されるので、「MPOW S11」をタップするだけでスマホとの登録は完了です。※画像はiPhoneです
以降はS11の電源ON/OFFする度に自動で接続されます。完全独立型ワイヤレスイヤホンにありがちな、「片方だけ接続不安定」な状況も今の所起きていないので、非常に快適です。これも、左右のイヤホンがケーブルで繋がっている利点なのかもしれません。
「MPOW S11 スポーツワイヤレスイヤホン」まとめ
ここが気に入りました
- Bluetooth5.0対応
- 毎回安定した接続
- 動画再生時の遅延も少ない(試した限りではほぼ無い)
- IPX7防水で日常的な使用では気兼ねなく使える
- 2時間という充電時間の短さ
- 装着心地の良さ
- 遮音性も中々良い
- 低音の迫力
- 首にかけておいてすぐ使える
ここが惜しい
- 首にかけたままでのリモコン操作が少々し辛い
- 音の広がりというか分離感がもう少し欲しい(価格を考えると充分過ぎる)
おわりに
そんなわけで、ここまで色々と書いてきましたが、この「S11」の お値段なんと約3200円弱。 真面目にコスパ良しだと思います。
安くて、しかも音がそこそこ良いワイヤレスイヤホンをお探し中の方には是非おすすめでございます。あと、タブレットなどで動画視聴用にワイヤレスイヤホンが欲しい人にも使ってみて欲しいですね。