『人生を変えるモノ選びのルール』 自分にとって最高のモノを選ぶ「目」を持っていますか?

初めて「monograph(モノグラフ)というサイトに出会ったのは、なんとなくネットサーフィンをしている時だった。たしか、MacBook(12インチ)に関する事を調べていたら、ふらっとたどり着いたと記憶している。美しい写真、6000字を越えるたっぷりの情報でまとめられた記事を読み終えトップページへ行ってみると、僕は困惑した。

 

「え…これは…ブログなのか?」

 

それまで個人サイトやブログというと、投稿順に記事が並んでいてサイドバーにカテゴリーなどが設置されている、いわゆる「スタンダードなブログスタイル」のイメージしかなかった。しかし「monograph(モノグラフ)」はまるで雑誌を見ているかの様だったのだ。こんなサイトが存在するなんて。かなりの衝撃を受け、すぐさまブックマークした。それ以来すっかりファンになってしまった…。

こんにちは。今、手元に1冊の本が。ファンの方ならご存知「monograph(モノグラフ)」の編集長、堀口 英剛氏による初の著書である。今日はこの「人生を変えるモノ選びのルール」をご紹介していきます。

 

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たまには紙とインクの香りも良い

ここ2、3年、書籍といえば全て電子書籍(Kindle)で購入してきたので、紙媒体は本当に久しぶり。この本の発売を知った時もKindleでの購入を予定していたけど、モノグラフファン…いや、モノマリストとしては「モノ」として所持しておきたいという気持ちがフツフツと湧いてきて、結局「紙媒体」を購入するに至った。

表紙は著者の鞄の中身。ファンにはお馴染みの、初めて見る人は「お!なんか良さげ。」と手に取り、パラパラとページをめくってみたくなるデザイン。

 

触れて感じる「モノ」としての存在感

電子書籍と違って、紙質やその触り心地を楽しめるのも紙媒体の魅力。それも含めて一作品。そう思わせてくれます。しっかりとした少し固めのカバーは表面に凹凸があり、スリスリとしばらく触っていたくなる。手に吸い付く様な厚みと丁度良いサイズ感。ちょっとしたリラックスタイムについ開けたくなる。

 

ページをめくる度に紙とインクの香りが。「あぁ、本を読んでるんだ」という気持ちになります。適度な余白に、目が疲れない文字の大きさ。重要箇所は太字と線で装飾されて目に飛び込んでくるので、頭に内容が刻まれやすい。そしてこの太字のフォント、平仮名が変わった形をしていて可愛い。僕は初めて見ました(「だ」とかが特徴的)。紙の色も白過ぎず、黄過ぎずで読みやすく、目に優しい感じ。

丸っとページを映す訳にもいかないので、チラッと。これだけ見ればファンならすぐに「あ、このリュック…」となるハズ。その他にも「ときめくモノ」達の写真がエピソード付きで登場。いつものモニター越しで見るのとはまた違った風合いで良いですね。これらを読んでいると全力で物欲を刺激されてしまうのですが、「本当にそれは自分にとって必要なのか。そのモノについて語るとこが出来、愛情を注げるか」などと考える様になっている自分がいる。この本を読み進めて行く内に「モノマリスト」になっていく訳ですね。

 

カバーを取ってみよう。洋書っぽくて、これはこれでカッコイイ。

 

背表紙の角張った感じが堪らない。本棚に「ストン」と収まると気持ちいいやつ。

 

一通り読み終えて

前半は著者の「モノ」に対する考え方や向き合う姿勢について。後半は「ときめくモノ」達の紹介や、貴重な幼少期の話なども織り交ぜながら「モノ」との関わりが綴られていきます。そして最後は何故かうるっと来てしまいました。この本自体、そういう「泣かせる」類の内容では全くないのですが、今まで生きてきた人生は常に何かしらの「モノ」と一緒に歩んできて、思い出に彩りを与えてくれていたんだなと思い、同時に昔の記憶が次々とフラッシュバックしてきたのです。あれ?そんな本だっけ。

でも読めば確実に「モノ」に対する考え方が変わるし、「今自分の身の周りにあるモノをもっと大切にしよう」とか、「なぜこれが好き・必要だったのか」など、自分自身の棚卸にもなると思う。そしてモノが溢れる世の中、自分にとって最高のモノに出会う為の目や感覚が研ぎ澄まされていくハズ。

また時々手にとって、読み返そう。そういう本。

 

少しだけわがままを

少しだけわがままを言うと、もっと写真が見たかった。もちろん、monograph(モノグラフ)」に行けば沢山の素敵な写真を見る事が出来ます。でもこの本でしか見れないショットがもう少しだけあると更に嬉しかった。僕は著者と少し歳は離れているけど、ファッションやモノ、写真そのものから凄く刺激を受けている。だからファンとして、余計にそう感じたのかもしれない。

 

おわりに

ファンはもちろん、店頭でたまたまこの本を手にした人も楽しめると思います。以外と「片付け系の本を探してる」人にもいいかもしれないと思ったり。モノを取捨選択するマインド的な部分、何か通ずる物がありそう。丁度、ウチの嫁が部屋の片付けするって言ってたので「これ、読んでみー」と薦めておきました。

著者のモノに対する愛情をより深く知る事ができる1冊。是非手に取ってみてください。
それでは!

 

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