「吉野家 缶飯牛丼」レビュー。 開けてすぐ食べられる、ガッツリ系な非常用保存食。
台風や地震などの災害の規模が、年々大きくなっている感じがします。そういったニュースを見る度に「他人事ではないな」という思いがようやく強くなってきて、先日防災グッズを買いにお店へ行ってきました。
結局、そこでは防災グッズが一式入ったリュックを買ったのですが、その時に「吉野家 缶飯牛丼」なる非常用保存食を見つけたので一緒に買ってみました。
これ、お米も入ってるので、開けてすぐ牛丼が食べられて便利!ということで少しご紹介していきます。
保存期間やカロリーなど
お馴染み、オレンジカラーのパッケージ。購入したのは「牛丼」なのですが、他にも「豚丼」「豚しょうが焼き」「牛焼肉丼」「焼鶏」「焼塩さば」と、全6種類あります。
非常用保存食ということで、消費期限を見てみると「2022年7月」となっていました。購入したのが2019年9月で、製造時期にもよりますが2〜3年近くは保存可能ということになります。
プルタブ式で缶切り不要なのがありがたい。そしてこの缶詰、分厚くて結構大きいんです。1缶を大人2人でシェアしても、なんとか飢えを凌げるのでは?というズッシリ感。
お米には、高機能玄米協会認定の「金のいぶき」が使用されています。缶詰というと「主に肉しか入っていない」イメージなのですが、こちらはお米入りで、開けてすぐに牛丼を楽しめるのが魅力。しかも吉野家。
内容量は1缶160gで、カロリーは289kcal。通常の牛丼並盛りが約340g/652kcalらしいので、牛丼にしてはカロリー控えめな気がします。お米に玄米を使用しているからかもしれませんね。
非常用保存食の缶詰ながらもしっかり牛丼!
というわけで早速…と思ったら、中々固くて開けにくい…!ちなみに加熱などせずにそのまま開封してますが、温めてもそのままでも、どちらでも食べられます。
じゃーん。こんな感じ。「べろーん」とお肉が入ってます。
茶色から映えないけど、確かに「吉野家の牛丼」がそこにはありました。
赤身だけでなく脂身も付いてて、ちゃんと「肉感」あります。非常用保存食としては豪華だ…。でもそんな状態だからこそ、「食」で元気を分けてもらえるのかもしれませんね。
こちらは玄米。上の方に載っているのが玉ねぎです。
ではお肉と玄米を同時にスプーンでよそって…いただきます!
うん、脂が固まっているせいか、結構ねっとりとしてます。お肉の赤身部分はよくある缶詰的なパサパサ感がありますが、しっかりと出汁の味が染み込んでて「吉野家を再現しようとしてるのだな」というのは伝わってきます。
玄米のプチプチ感こそありますけど、甘くて「とろっ」とした玉ねぎも加わって、しっかりと牛丼を堪能出来ると思います。
せっかくなので、少し温めて食べてみました。開封前に温める場合は、缶ごと10分湯煎します。まぁ温めた方が美味いに決まっていますが、例えばもし、災害という危機的状態で食べるとしたら、そのままでも十分美味いです。
おわりに
もしもの時でも、「吉野家の牛丼が食べられる」というだけで少し元気が湧いてきそうな、そんなアイテムでした。
開けてすぐ食べられるので、いくつか買って備えておきたいですね。
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